3月10日
唐突に現れたスイス人の同僚アンナさんが、スイス土産だというネズミの形をしたチョコレート菓子をくれた。
人差し指ほどの大きさで、形は細長い。末端にはしっぽであると思われる紐がついている。
可愛らしい見た目をしている。チョコレート大好きな自分は喜んで受け取った。
包み紙を開けてみると妙に柔らかく、ベタベタしている。グミにチョコがコーティングされているのか?と思ったけど、違った。
齧ってみると、断面がうすいピンク色だった。
え?と思ったが、チョコでコーティングされているのは飴菓子のような、日本でいうハイチュウの超絶激甘バージョンという感じのものだった。
あ、甘すぎる。
コーティングされているチョコはいくらかビターだが、強すぎるベリーの香料と激甘ハイチュウの甘さがそれをかき消している。
うーん、さすが海外のお菓子。やっぱりこの強すぎる香料の感じ、ちょっと苦手。
ものすごいボリュームの甘いものを食べた気分になったが、実際は小さなチョコレート菓子一粒なんだよな。
がんばって最後まで食べたけど、なかなか味わうことのない甘さだった。