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昨日今日と仕事が休みになり、昨日は友人たちと出掛けて街歩きを満喫してきた。
道の駅へ行って寿司とクレープを食べ、念願の生牡蠣を買い、スーパーと100均へ行って買い物をして、帰りにパン屋へ行って塩パンを買い、車でほおばりながら帰ってきた。
居住地とは遠く離れた九州で仕事をしているのだけど、新潟に住んでいた学生時代の後輩と道の駅でばったり会ってめちゃくちゃびっくりした。
うちの学校は比較的卒業後定職に就いている人が少なくて、自由な生き方をしている人が多いので全国いろんな所で出くわすのだけど、
まさかこんなところで会うとは思っていなかったので興奮した。
よく顔を覚えていたねといったら、最近（自分が）よくFacebookに出てくるので覚えていたんです、と言っていた。
今年の春嫌々始めたFacebookで、もうアカウントも消そうと思っていたのだけど、こういうことがあるなら続けるのも悪くないなと思ったりした。
大阪に住む友人から連絡が来て、彼女も自分と同じように全国色々なところでいろんな仕事を転々としているタイプだったのだけど、実はパートナーと同棲をはじめて、うまくいけばそのまま結婚や子供を持つ流れで暮らしていこうと思っている、ということを打ち明けられた。
つまり今の仕事のスタイルをやめて、どこかに定住してそこで子供を産んだり、育てたりしながら生きていこうと思っている、という意味。
子供を持ちたい女性の場合、年齢的なタイムリミットがあるのは覆しようのない事実だし、そのような願望を持っていたら今のような生活をずっと続けるのは難しいのは分かっていた。
自分も今パートナーがいて、同棲もしているのだけど、自分とパートナーは子供を持ちたいかどうかの見解が分かれていて、もし今のパートナーと結婚するなら、その辺の意見の擦り合わせをしなければいけないなあと思っている。
友人の報告は、遅かれ早かれ直面する壁のようなものだったし、彼女は自分の進みたい道が明確で、そのために自分が今どんな決断をしないといけないのかも分かっていた。
迷いながらも、その道に向かって進もうとしている彼女を心から応援しているし、尊敬もしているのだけど、
今まで自分と同じような世界で生き、いろんな悩みや思いを共有できていた人が、違う世界へいってしまうのは寂しくて、なんとも言えない気持ちになった。
自分もこのままここにいていいのかな。
今の生き方は自分のやりたいこと全部やれているし、100％自分で選んだ大好きな生き方なのだけど、いいのかな。
できればこのまま生きていきたいけど、いいのかな。
今のパートナーのことは大好きで、ずっとずっと一緒にいたい。可能な限り。
でも子供を持ちたいパートナーと、今のところそこまで願望がない自分とで、もし意見がどうしても合わせられなかったら、結婚はしない方がお互いのためだろう。
年齢的に今すぐその決断をしなきゃいけない訳じゃないけど、どうしてもそれに思考がとらわれてしまって、悲しくなってきたりして。
未来のことはわからない。自分もいつか子供を持ちたくなるかもしれないし、パートナーと一緒に子供を育てたくなるかもしれない。
あるいはパートナーが、子供はいなくても自分とずっと一緒にいたいと言ってくれるかもしれない。
ひょっこり子供が私達のもとにやってくるかもしれないし、子供を授かろうとしても授かれないかもしれない。
未来のことは誰にもわからない。
大事なのは、どうなるかわからない未来の不安におびえることよりも、一緒にいる人を大切にして、一緒にいる時間を大事にすることなんだろうと思う。
彼は楽しそうだ。
自分も、彼を見習って、自分のやりたいことにまっすぐに、しばらくは生きていきたい。
それにしても、子供を持つ、持たないでこんなに悩んでしまうのはなんでなんだろうね。
男の人は、ここまで年齢的なことで悩んだりしない気がする。
やっぱり女の人は産む側だからなのかな。子供はふたりで持つものなのにね。
